駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

リフレッシング

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京王電鉄8000系
当時京王電鉄が掲げていた『リフレッシング京王』の旗の下、同時期に進められていた特定都市鉄道整備促進特別措置法(通称:特々法)における京王線輸送力増強計画の要として各方面からの期待を背負って1992年のバブル最頂期に誕生しました。

当時は固定8両貫通と、京王八王子/高尾山口への分割運用の為4+6の分割10両が登場しましたが、分割運用が消滅した後はメンテナンスフリーと定員数増加を目的に中間運転台が撤去され10両貫通へと改造され、各駅から特急まで幅広く活躍しています。

 

京王8000系、最初は作るつもりがなかったんですが、7000系9000系新5000系とつくっておいて8000を作らないのは如何なものかと思いました。なんで作るつもりがなかったか?お察しください(そんなに好きじゃなかった)(今は割と好き)

 

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新5000系が完成する少し前、各方面から『ここまで作ったんだから8000も作れば?』と圧力をかけられ、否応に仕事終わりに京王れーるらんどへ赴き限定品を5本購入。自宅の在庫と合わせて6本。うち後尾車を実車同様、先頭車中間化改造することで6両編成を3本つくる計画で作業スタート。

 

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前面パーツを外しただけでは、製品の中間車と比べて少し短いんですけど、いうて2㎜くらいの差なので一切に気にしない方向で加工していきます。

 

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今回は光硬化パテを始めて導入し、淀橋で買い付けたネイル用UVライトを照射することで工期短縮を狙いましたが、西のほくと君より『直射日光に当てた方が確実かつスピーディーっすよ』とのアドバイスをいただいたので実践→『UVライトは当分使わなくていいかもしれない』という結論に。

画像は現在制作中の都営新宿線10-300形

 

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んで、カッティングマシーンで適当に図面を引き、適当にプラ板をカットして貫通路モールドを設置→塗装。京王レッドと京王ブルーはいつものアレを使用。ちょっと暗い気もするけど気にしない気にしない。あと塗装が雑な気がするけど、そもそも製品の塗装も荒いので気にしない気にしない。

実車を調べたら屋根上も先頭車の頃のままらしいので一切手を付けていません。それでいて運転台を撤去した部分のステンレス継接ぎもそれっぽく見えるのでヨシ。

 

これにて京王でやりたいことはほぼ終了。え、初代5000系はって??あんまり興味ないです。いざとなったら黒江さんの3Dプリンター製5000系をかっぱらってくるのでヨシ。借金返済の6000系付属はよくわかりませんが、まぁ首を長くして待つことにしましょう。どうせ9000系4連車もしばらく先ですし。めでたしめでたし。ちゃんちゃん。