その、Islands Blueに乗って…...(1)
こんばんは。現在は2020年6月25日、21時を過ぎたところです。いかがお過ごしでしょうか?私はなんだかんだ生きてます。竹芝にいます。そして隣には茶さんと寅さんがいます。
一体どういうことなのか…よく分からないという方のために親切心の塊の私から簡単に説明をさせていただきましょう。
『福遠さん、25~26日って空いてますか?さるびあ丸のお見送りにいきませんか?』
2週間くらい前、茶さんからこんな連絡をいただきました。
さるびあ丸といえば、2019年9月に(静岡帰省中にも関わらず強引に)誘っていただいた東京湾納涼船で乗船(なゆほ君のサイン(笑)や、大暴れした挙句に担がれて投げ捨てられる大御所 土さんのイメージしかない)しています。
その時には既に老朽化や新造船の就航で近々引退する旨の話を聞いていましたが、この6月末で引退が決まり、まぁ縁が無いわけではなかった(あと珍しく茶さんからのお誘いが当日ではなかったので)ラストランをお見送りするため、竹芝にきた次第。
手前が今回引退する2代目さるびあ丸。後ろに停泊しているのが新造された3代目さるびあ丸。今夜は2代目のラストランを盛大に見送ろうという東海汽船さんの粋な計らいで2隻同時出向ということで、平日にも関わらず多くのファンが竹芝に集まっていました。
ただ見送りするのは寂しいよね?ってことで、寅さんが乗船券を予約していてくれていました。そう、これから”2代目さるびあ丸のラストランを堪能する旅行”に出かけるのです。
もちろん新型コロナ云々と仰りたい自粛警察さんの取締りもわからなくはないのですけど、一度だけとはいえ縁あった船の引退を見届けずしてオタクを名乗ってはいけないですし、最後の雄姿を見届けないと後悔すると思い立っての旅行です。予めご了承ください。
乗船案内待ち中、金も時間もないので見送り専門と化したなゆほ君も到着。納涼船の若手3名が揃いました。
プラレールの話をしているうちに乗船開始、そして出航。
出航時はLEDライトやペンライト等で光のお見送り。そしてバックで流れる東海汽船イメージソングの‟Islands blue”(藤井恵さん)で何故か涙腺が緩み泣き出す私。近年はめっぽう泣いてばかりの私、シンカリオンでも泣いたし船のラストランでも泣いてます。一度だけしか乗ってないとか関係ありません、うぅ…。
同時出向した3代目さるびあ丸が後ろを追走しながら、納涼船の時にはじっくり見れなかったレインボーブリッヂと東京タワーのイルミネーションを楽しみます。
さらに先日改装が終わったばかりの橘丸も、新旧さるびあ丸の船出を見届けにやってきていました。本当に愛されてるなぁ…。
東京の夜景を洋上からみながらオタク3名は静かにプラレールの話題で盛り上がり、浦賀水道を抜けて船速が早くなり波で揺れるようになってから船内の記録でぼうぼう歩き回り、そして就寝。
船の中で寝るのは人生二度目(一度目は津軽海峡フェリー)ですけど、あの時と違って比較的波は穏やかですし、なにせ夜勤明けでそのまま参加の私と寅さんはへとへとですから、もうぐっすりでした。
翌朝、三宅島に寄港。
画像ではそんな風に感じないと思いますが、早朝にも関わらず港には大勢の出迎え人。
そして揺れる船体。どうやら天気はあまりよくない様子。←ポイント①
さらに船は御蔵島へ。
到着時、波はかなり高く、風も強く入港に大分時間がかかりましたがどうにか寄港してくれました。ラストランですしね。←ポイント②
まだ薄暗い時間帯。そして雲のかかり具合と断崖絶壁な御蔵島の姿が異様に威圧感というか、ただならぬオーラを出しているように感じます。こう、立ちはだかる感じといいますか、試練が待っている感じと言いますか…←ポイント③
ちなみに御蔵島近海はイルカの生息地でイルカウォッチで有名だそうですが、今日はイルカさん定休日みたいでした。残念。
さらに船は進んで、八丈島に到着。
これにて2代目さるびあ丸のラストラン往路は終了。これから竹芝へ戻る復路を見届けることとなります。
見届けることになるのですけど…(to be continued...)