庵野秀明展
いきたいな〜と思いつつ都内に出るのを面倒臭がって先延ばしにしていましたが、なんとか重い腰を上げていくことができました。
展示内容は言うまでもなく「庵野秀明という男のルーツ」と「庵野秀明という男が作ってきた作品」「庵野秀明という男が作ろうとしている作品」といったところ。
そして、同行人はオタクであれど庵野秀明作品をひとつも見たことがないという世界の違うオタクなので楽しめるのかドキドキしながら入場しました。
展覧会場内は基本撮影OK。ただし大人の都合から映像系と仮面ライダー、ウルトラマンに関する資料などは撮影NG。いやいや、太っ腹だよ....。
ということで抜粋して感想を。多く語ろうとすると、にわか振りを暴露しかねませんので。
まずは大阪芸術大学時代の仲間と参加したDAICON FILM用映像作品から。連れには「ドラマ版'電車オタク'OP映像の元にもなったアレ」と解説。そして満場一致で「女の子が可愛い」という結論に。
その後は超時空要塞マクロスの動画アルバイトを経て、スタジオジブリの宮崎駿監督に弟子入り。
風の谷のナウシカで、巨神兵のキャラデザと登場シーンの原画を担当しています。
株式会社ガイナックス設立後に"王立宇宙軍 オネアミスの翼"では3秒で250枚のセル数を使った圧倒的な映像表現で話題になり、初監督として制作したOVA"トップを狙え"は今でも一部のオタクがリメイクを待つほどの人気に。
そしてTVアニメで"不思議の海のナディア"が放送開始。連れとは満場一致で「ナディア可愛い。褐色肌は正義」という結論に。
そして1995年。私が生まれた年に"新世紀エヴァンゲリオン"が放送を開始します。庵野秀明という名前こそ知らずとも、エヴァという名前は知っているという人は多いはず。ヤマト、ガンダムに続く社会現象となったアニメ。流石の連れもエヴァという名前は知ってました。今度じっくり教育していこうと思います。
僕とエヴァに関するお話はこちら↓
汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンの初期案、色使いのせいかアイアンマンに見えて仕方ない。
使徒の多くも初期案ではデザインが違っていました。これはシャムシェルでしょうか?
ちなみに連れが「使徒の名前を全部言える奴は頭がおかしい」と言われました。でも歴代の徳川将軍家と同じレベルじゃありません?中学の義務教育じゃありません?(ありません)
ま、ま、ま....
真希波・マリ・イラストリアス(初期案)だああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!、!!!、!!!!!!!!
皆さんご存知、俺の嫁私の最推しの真希波・マリ・イラストリアス。新劇場版から登場した新キャラです。可愛いですよえね。メガネこそかけてますが2つ縛りのおさげではありません。正規デザインより少し大人っぽく見えますね。
さらに初期案。こちらはメガネもかけておりません。しかし凛とした雰囲気はまさに"イラストリア"(高貴な)といったところでしょう。これはこれで見たかった気もします。
他にもシン・ゴジラやかつて手がけた実写映画、さらに制作途中のシン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーなど見所たくさん。
正味1時間程度で見終わると思っていた展覧会でしたが、会場を後にしたのは入場から3時間後。好きな人ならそれでも「もう一回見に行きてえ」と思うこと間違いなしです。
庵野秀明展は2022年2月に大分での展示を皮切りに全国を回るそうです。気になる人は是非オフィシャルをチェックしてみてください。