駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

京王ダイヤ運転会Ver.2

fukuen-4468.hatenablog.com

某大学キャンパスで行われた京王ダイヤ運転会から8か月。様々な課題を一つずつ丁寧に解決しリベンジに燃える上水くんから再度お声をかけてもらったので、再び京王ダイヤ運転会に参加してきました。

 


流れとしては天通団さんで行われているダイヤ運転会を踏襲したものなので割愛。練習ダイヤでは若葉台に配属され、下り線と入出庫管理を行いました。

『入出庫は大変』というイメージが根強いダイヤ運転会ですが、若葉台に限って言えばそんなことなく平和にのんびりとやることができたような気がします。気がするだけかもしれませんが。入出庫で一番苦労するのはどう考えても高幡不動

そもそも入出庫本数も少なく、また本線も1時間あたり1~2本という余裕あるダイヤのおかげで”相模原線内は”大きな混乱もありません。調布で京王八王子高尾山口方面からくる列車の本数と京王線新宿駅の折返し容量を考えたらこんなものでしょう。

 

で、本線は…というと、先にも言った通り高幡不動の入出庫で混乱が生じた為、そこそこ賑わっていた様子。それはそれで楽しいと思えるのがプラレールのダイヤ運転会。現実だったら利用者全員怒り狂っていることでしょうけど。

 

練習ダイヤを終えて『やっぱり高幡不動京王線を熟知している人じゃないとダメだ』という話になったのですが、何故かそこで私が抜擢され平和な相模原線から高幡不動へと配置転換されました。

 


とはいえ、前回の反省点から高幡不動駅車両基地の配線はプラレールオリジナルに変更され、事前準備がしっかりできていれば大きな混乱は生まれないハズ。人数も上下線1人ずつ+指令の3名なので行けそうな気がします。動物園線は無視します。

 


が、実際問題やっぱり混乱しました。原因は完全な人手不足。

指令役の方が桜上水や調布、笹塚へと現場視察にでかけた為に稼働人員は2名。本線の列車を捌いていると出庫が遅れたり、そもそも出庫を忘れたりして朝から京王ライナーが運休する事態に。

それでも府中や北野の担当者さんがそれとなく捌いてくれましたが、調布駅では橋本行きの相模原線特急を本線に開通・出発させるミスが発生し、運転打ち切り、臨時の回送列車を仕立て、若葉台から特発させるなど大盛り上がりでした。

 


今回のダイヤ運転会では調布駅付近は立体交差化されていましたが、本番ダイヤ2回目では地上平面化し、ダイヤも当時のもので行うことになりました。

 


地上化された調布駅を試運転するデワ600。

 

で、本番2回目も高幡不動でひぃこら仕事をしましたが、多分本番1回目よりひどかった気がします。やっぱり人手が足りない。上下線担当とは別に入出庫担当を用意しないと到底追いつきません。いや、僕の容量が悪いだけなのかもしれませんが。

 


運転会後はさらっと撮影会。各自が持ち寄った自慢の車両で記念撮影をします。こちら京王帝都電鉄オンリーイベント

 


こちらは若葉台での都営フェスタ開催の様子。そして撤収。

 

天通団さんによって知名度と楽しさが爆発的に広まったダイヤ運転会。
しかし完璧な運営には試行錯誤が必要だと参加したある人がいっていました。確かにその通り。でも、やらないと分からない問題点もありますから、今後も某大学鉄道研究部さんや上水くんはぜひ頑張ってください。今回もたのしかったです、ありがとうございました。