駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

大所帯の異端色

いよいよ8月に突入してしまいました。今月で20歳を迎える福遠さんです。

なお容姿と体力は30際半ばを超えたと自負しています。

今年は春先の運転会ラッシュ前から改造作業が珍しく続いていて、我ながら驚いています。

が、1両1両の進捗がイタリアに負けず劣らずゆっくりで、イギリスのようにクセのある車両ばかりで

さらにいえば同時進行ばっかりなので、まだコチラでご報告できるようなものは.....

と、油断していたら8月1日と2日にはDNDK主任による「昭島プラレールスクエア!!!」に福遠さんもお呼ばれされました。

今回のメインテーマが「貨物」らしく、設営段階からTwitterではすばらしいレイアウトと共に多数の貨物列車の姿が.....

今でこそ福遠さんは海外車両というイメージが固定されていますが、昔は貨物をバカ買いしていました。

これはちょっと昭島向けに簡単でもなんでも新作つくれないかな~と思ったところにえちごや様から頂いた大量のワムを思い出して、20時間でささーっと作ってみました。

IMGP4094.jpg

ワム80000 580000番台 近距離鮮魚輸送仕様

福遠さんはじめての日本車両がワム800000の中でも異端の白色で塗装されたこの鮮魚列車。

昭島の濃い国鉄貨物軍に混ぜても違和感のない国鉄貨車がいいな、というところが主とした理由ですが

それ以上に、元々「鮮魚列車」というものにはどこか愛着がありまして(フライングキッパーとか)

またワムの種類の中でも「焼津に常備配置」されていたということで静岡に縁のある車両であることが決め手となりました。

改造内容はサフ吹いた後にタミヤカラーのマッドホワイトを塗り、その上から普通のホワイトを塗りました。

白色の塗料は薄く何度か塗り重ねないと白にならなく、103系製作時のクリーム色でも苦労しました。

サフを白サフにすればいいというアドバイスを頂いたので、増備するなり次回作への参考にもしようかな、と。

IMGP4093.jpg

(66牽引で積載を行う鮮魚列車を再現)

実車についてはWikiなどで各々調べていただくとして(笑)

ただただ塗り替えだけなので1日で作業は終了。

今回は試作という意味合いで5両を製作しましたが、余裕が有ればもう5両ほど増備したいところ。

またコレだけでは寂しいので、手すりや車籍板なんかも余裕がある時に設置したいなぁ、と。

本来「レサ10000系」を製作して「ぎんりん・とびうお」を再現したかったのですが

製品のワム(小)では小さく、ワム(大)では大きすぎる、また扉2箇所への改造など面倒このうえなく(爆)

某大先輩プラレーラーの作例でもあるフルスクラッチも試作1両を箱組みしたのですが

どうも私にはフルスクラッチは向いていないようで結果は......。

ともかく、昭島向けに新作が出来たことは心嬉しいところがありまして改造記事も更新できたなぁ、と。

2週間後のプラレールひろばinちゅうおうにも新作をぶつけるため、来週はかなりの詰め作業になりそうです。

もしお時間ある方いらっしゃいましたら、昭島プラレールスクエア!!!に是非お越しください。