駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

その、産業と歴史の島は......(8)

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国立鉄道博物館の展示車両は(詳細こそ不明ですが)高頻度で入替えを行っているようですが

今回私達が訪れた時、ターンテーブルにはSR Bulleid Q1が鎮座していました。トーマスシリーズのネビルのモデルです。

いかにもTHE・戦時型って感じの外観が特徴です。

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そして本命のLNER Class-A4(No.4468)“Mallard”

蒸気機関車における最高速度記録保持者といえば、もはや説明は不要でしょう。

静態保存とはいえ、夢にまでみたガーターブルーの流線型は大きく、そしてなによりもカッコイイ。

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そして隣に並ぶのはLMS Princess Coronation Class 6229 Duchess of Hamilton.

1930年代に大手私鉄LNERとLMSの間で起こった北への競争の、両者の主人公が並んでいるというのは

時代を経て現代だからこそ見れる奇跡だと、同行した友人が熱く熱弁していました。

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メインホールの全景(みたいなもの)。

大宮の鉄道博物館と違って明るく、広く、開放感があります。流石歴史と産業の国、直営の博物館です。

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その後にみつけたのはBR Standard Class 9F(No.92220)“Evening Star”。

イギリス国鉄が製造した最後の蒸気機関車形式にして、最後に落成した機関車です。

…いやー、こうなるって分かってたらプラレールもってきて本人と対面させてあげればよかった…笑

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別館は当時の駅の様子が再現され、そこにも多くの歴史ある車両が並んでいました。

一つ一つ紹介しているとキリがないので割愛…

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おっと、こいつを忘れちゃいけない。笑

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機関車の整備を行う場所も一般公開されています。

ちなみに、このとき入場しバラバラになっていたのはLNER Class A4(No.60007) “Sir Nigel Gresley”でした。

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そんな感じで英国鉄道博物館を満喫していると、気付けば閉館時間。

スタッフの方にお礼を言いながらホテルまでの帰路につきました。