駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

さよなら、すべてのゆるキャンパー△(7)

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昨年夏に伊勢参りの道中、気まぐれで立ち寄って以来2度目の天竜二俣
前回は下調べ一切なしの吶喊訪問だったので機関区見学が(時間的な都合で)出来ず、いつかリベンジしたいな~っと思っていた矢先にシン・エヴァンゲリヲン劇場版の聖地になったので、今回の旅程に組み込みました。むしろ津山とゆるキャン△がおまけ。

 

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駅に隣接しているラーメン屋さんでラーメン(大盛)とチャーハンと餃子を平らげて腹を満たし終わると見学者の受付が始まりました。

 

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その後は声優の三石琴乃さんの声に似たガイドさんに付き添われて、駅構内を横断し裏路地から機関区へ向かいます。

参加者層はカメラをもった鉄道ファンともアニメファンともとれる大きなお友達を中心に、子連れや若いカップル、御年配のご夫婦と老若男女問わず幅広く、エヴァンゲリヲン効果か、ゆるキャン△効果か定かではないものの大変賑わっていました。

 

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関係者以外立ち入り禁止の柵扉からはいり、乗務員さんや検車さんらが普段使用している運転区を通って機関区へ向かいます。ここは便所。

 

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というわけで機関区に到着。青空の元、現役バリバリの扇形車庫と転車台がお出迎え。
(何故ローアングル…?)

 

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見学時間が限られている天竜二俣ですが、津山で予行練習していたので計画通りのアングルで撮影を進めます。(何故ローアングル…?)

 

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車両がまた絶妙な位置に置かれているので絵になります(何故ローアングル…?)。
一眼レフを構える大きなお友達も、スマホを片手に持つインスタ映えを狙うお姉ちゃんも転車台撮影は殆どローアングル撮影者が多かったので、暗黙の了解で順番に並んでの撮影に、三石琴乃さん似のガイドさんも『皆さん譲り合って撮影されていて素晴らしいですね~』と絶賛していました。

 

f:id:tenousu-4472:20210912225654j:plain三石琴乃さん似のガイドさん『以前、機関庫は6番線までありましたが××××(←解説してくれたのに思い出せない)でなくなってしまい、現在は鉄骨だけがそのまま残されています~』

聞けば聞くほど三石琴乃さんの声だし、ガイドさんも容姿端麗で三石琴乃さんに似ているような気がしてきました。

 

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三石琴乃さん似のガイドさん『一両当たり○○万円ほどでラッピング車両を運行させることができます。車両の維持更新費用にもお役立て致しますので、ご希望される方は営業課までご相談ください~(笑)』

一同『…(笑)』

 

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三石琴乃さん似のガイドさん『1両あたりの定員数と利用距離に応じた利用料金をお支払いいただければ列車1両を貸し切ることも出来まして、こちらも設備の維持更新などに繋がる弊社の大事な売上になっていますので宝くじが当たった際には是非貸切列車の利用をご検討ください~(笑)』

一同『…(笑)』

 

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三石琴乃さん似のガイドさんがメタ発言を連発する機関区見学ツアー。こちらはシン・エヴァンゲリヲン劇場版内で鈴原トウジ・ヒカリ一家が暮らしていたと思われる長屋。いやあ、みんな生きてて本当に良かった。

 

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機関区脇はミニ資料館。シン・エヴァンゲリヲン劇場版では第三村の医療施設として、鈴原トウジが村の人たちの世話をしていた場所ということで、何度も劇場に足を運んだつわものたちは”新所原”の看板を一生懸命撮影していました。

 

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一通りの見学が終わって駅へ戻る最中も運転区内を通り抜けます。ここは洗濯室。

 

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洗濯室の中。

 

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見学終了。エヴァゆるキャン△ブームで参加者が多かったで時間も押し気味、ゆっくりは撮影できなかったので、エヴァの円盤が発売されてからもう一度ゆっくり訪れようと思いました。

 

さて、これから18きっぷで東京に戻ります。陽が伸びてますが現在時刻16時。何事もなければ東京に着くのは19時頃になりそうです。

掛川まで天竜浜名湖線掛川から東海道本線で静岡行きに乗りましたが、やっぱり確実に座って帰りたい…ということで、ここで18切符で静岡を横断するときの豆知識…を披露しようと思ったのですが、いざ文才のない私が文面にしようとするとよくわからない怪文書が出来上がってしまうので割愛。要するに‟島田・興津始発をうまく使え”ということです。詳しくはググってみてください。

 

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‟島田・興津始発をうまく使え”理論で島田で静岡行きから降りて時刻表を確認してみると、案の定15分後に島田始発熱海行きがありました。完全勝利。

…10周年はいつ迎えることができるのだろうか。

 

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ガラガラの島田始発に乗って東海道本線を上りはじめると、やはり藤枝や焼津でぞろぞろと人が増え、静岡に着くころには三密状態の車内と化すほどの混雑。これには県民に『年末年始の帰省は控えろ』といいながら自分はちゃっかり帰省した川勝知事も激おこぷんぷん丸のはず。次の静岡知事選挙に立候補すれば私でも静岡県知事になれるんじゃないか???と思っていますが、まだ被選挙権年齢に達していないので雅さんもう10年ほどお待ちください。

 

で、その電車で沼津を出発し三島につくかな?って頃に急停車。踏切安全確認なら2~3分で動くだろう…とのんびり構えていたら全然動かないし、薄暗い外を乗務員が小走りしているではありませんか。

急停車して10分経っても動く気配がないので、恐る恐るスマホからJR東海の運行情報を確認してみましたところ…

 

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あっ。

 

 

結局30分以上遅れで発車。そして接続の悪い相模線で帰路につきました。

聖地でお会いしたオタクの皆さん、親切に色々してくださった現地の方々や交通機関に携わる皆さん、ありがとうございました。また縁がありましたら宜しくお願いします(雑)。