駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

秩父夜行


府中からダッシュで北本に駆けつけた後、なゆほ君を車に乗せてさらに車を走らせて埼玉県ははにゅ~ん東武鉄道秩父鉄道羽生駅までやってきました。

 

実はこの日、秩父鉄道で夜行列車が走るとのこと。しかもプッシュプル。そんなマニアック面白そうな鉄道企画を乳部秩父大好き七宮さんが見逃すはずもなく、『一緒に撮影に行きませんか?』との声をもらったので、北本運転会の記録を終えたその足で秩父鉄道までやってきた次第。

 


既に割と眠気がすごかったので列車到着まで車の中で30分くらい仮眠。その後、東武鉄道の入場券を購入して東武線のホームから列車を撮影します。

 


羽生駅では列車に乗車しているツアー参加者もホームに降りて撮影します。

昨年も行われていた秩父夜行列車企画。昨年は列車が東武線側の番線に入線した為に東武線ホームから機関車まるまる撮影できたそうですが、今年は反対側の番線に入線したため七宮さんを中心とする撮り鉄の皆さん”七宮一派”はがっかり。東武線ホームにいた他の撮影者もがっかり。

 


秩父鉄道羽生駅が終点なので折返し三峰口方面へと向かっていくわけですが、先にも述べた通り今回はデキ2台によるプッシュプル運転なので牽引は103から501にチェンジ。

私たちは東武線ホームから駅前ロータリーの列車の様子を見れる場所に移動して撮影。背丈以上のフェンスがあるので【自主規制】。いうまでもなく敷地内に入っているわけではありませんが。

 

羽生駅発車後、列車に乗っていない撮影者たちも一斉に次の撮影地へ移動。私たちも車2台体制で夜の国道をひた走ります。最初こそ鉄道ファンと思われる方が運転する車と並走していましたが、徐々に分散されていき最後は私たち2台だけ。

 


道中いろんな撮影地があるそうですが、七宮さん曰く『長瀞一択』とのことで、先回りして長瀞駅へ。駅近くの踏切からバルブします。

機関車到着30分前にもなるとぞろぞろと撮影者が集まってきましたが、撮影地的にはキャパが大きいわけでもなく、周辺は当然ながら民家があり深夜に不審者集団が大騒ぎしようものなら警察に通報されてもおかしくありませんから、撮影者はひそひそと小さな声でカメラ位置や被りの確認を行います。

 

で、肝心の列車撮影ですが私はこんな感じ。長瀞駅にはほぼ1番乗りだったんですけど、ガチ勢の七宮一派とは対照的に『記録できれば…』というスタンスだった私となゆほ君は、後からやってきて前に屈んで入った撮影者たちに『あ、どうぞ』と譲っていたがために撮り鉄として編成すら入らないクソ写真を連発しました。

でも個人的に最近課題だったピンボケが少しずつ解消されてきたし、何より近隣住民から通報されなかったのでOKです。

 

この後はもう一か所だけ撮影に行ったところで七宮一派と解散。眠気・寂しさ・寒さと戦いながら車を走らせ、途中のコンビニで2時間くらい寝てから朝6時ごろに帰宅しました。
本当なら最後までお供したかったのですが、なんせ今は武蔵府中鉄道模型博の開催期間中。しかも最終日=撤収日なので体力的な問題を考慮しての早退です。いつかリベンジしたいですね。皆さんお疲れ様でした。