駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

第5回鉄道模型広場inルミエール①

天皇陛下の御即位によって平成から令和へと変わりましたが、変わらない光景が東京都府中市にありました。

ということで(?)、今年のGWも鉄道模型広場inルミエールを開催しましたのでご報告させていただきます。

 

 

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今回は第3回で使用したコンベンションホール飛鳥を使っての開催でしたが、私の我が侭によって会場は第3回よりも更に広く活用するととなり、同時に机や舞台の数も増え、名実共に最大級の運転会となりました。

設営は各担当者+応援者の約20名で行われましたが、搬入が遅れたりレイアウト方針が決まらないなど相変わらずのどったんばったん大騒ぎで、写真撮影はもちろん隣の担当者のレイアウトすら横目に見る程度しか出来ない忙しさでした。(要約:画像無し)

 

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全景(特別に2階の音響室から撮影)。

最外周に来場者用の持ち込み線を敷設し、その内側に各担当者のレイアウトを設置するスタイルは運転会は敬愛してならない各務原運転会スタイルをリスペクトしています。

また今回は第3回終了時に『こんなに大きなレイアウトを一周線路がないね』という反省を活かし、全ゾーンに新幹線を敷設しました。

 

そんな府中運転会。今回も代表:空転さんの鶴の一声によって関東各地で運転会を開催・運営するプラレーラーetc…が集合し、趣向を凝らした素的なレイアウトが展開されましたので、各担当ゾーンのご紹介をしたいと思います。

 

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まずはここ数年で共に活動することが多くなった、花粉症プラレーラーの帝西玩具鉄道互助会のメンバー“黒江”さんから。

 

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主催の京王設備サービスと協賛の京王電鉄に媚を売ろうとしていたけど諸事情で京王ゾーンを展開できなかった私に代わって、京王を全面的に押し出したレイアウトでした。

 

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走っている車両は当イベントの主役“京王”。黒江さんが自作した京王線井の頭線の車両はもちろん、私や鮫さんの都営新宿線の車両も展示させていただき、その様子はまさに京王線といって具合でした(何がとは言わない)。

 

f:id:tenousu-4472:20190506224216j:plainそんな黒江ゾーンの一番の目玉は“プリキュアゾーン”。
机の間のすのこの上という小さいスペースながら、男児向けのプラレールの中で文字通り“紅一点”の女児向けコーナーは来場者アンケートでも大好評。これには黒江さんもご満悦な様子でした。

 

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続いて関東各地の運転会に参加するのは当然!と言わんばかりの参加頻度を誇る、2年連続一緒に焼肉に行きたくないプラレーラーNo1の栄光に輝いた“そーなん”君。

 

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黒江さんと変わって、シンカリオンや特撮人形劇サンダーバード、OHゲージの走行など男の子ならワクワクせざるを得ない展示がなされており、特にサンダーバードの展示にはお孫さん連れのおじいちゃんが数名ほど強く反応していました。

 

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大人の都合(察し)によって、一畳プラレールの“ぺたぞう”さんが緊急参加。そーなん君のところで自ら立体プラレールを作ってくれました。もちろんくぐれます。

 

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仮設舞台(小)に展開された立体プラレールは小さな子供たちの遊び場として開放し、多くの子供達が好きな車両を走らせ事故らせていました。

なおこの仮設舞台の複線立体レイアウトは関西から参加の“狸”くんが敷設したようで、内外で半径が変わってくる故に橋脚の干渉や線路のズレが発生しやすい複線の難しい立体化をうまく組み立てています。素晴らしい。

 

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こちらはタモリ2世といっても過言ではない知識の奥深さを持つTHEキモオタスマイルが特徴の帝西玩具鉄道互助会のメンバー“なゆほ”君。

 

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これでもかと並べられているのは絶版品(というか骨董品)プラレール
時価総額数百万円もいきそうな勢いで、来場者のお父さんからは『これ持ってたよ』『懐かしいなあ』といった声を頂き、当事者のなゆほ君は各務原運転会の時よりもさらにドン引きするくらいの笑みをこぼしていました。

 

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展示品の奥にはレイアウトが。奥行きが広いので来場者側からは見えづらいとの声もありましたが、こんなもの直視したら『目がぁ・・・目がぁ・・・!!!』となりかねないので逆によかったのかもしれません。

 

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廃線・廃車を巡る企画『砂川トラベル』の主賓兼JOIN-T北本の主催を勤めながらも会場にいないことで、一部方面から #砂川を許すな というハッシュタグまでつけられて少し可哀想なプラレーラーの“砂川”くんは、府中初出展です。

 

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青森駅をイメージしたレイアウトには、青森に縁のある車両が並べられています。
特に北本運転会でしか見られないと思われていた青函連絡船は『すごいね!』とカメラを向ける来場者が多く、これには砂川くん(1日目不在)もご満悦(架空の思い出)。

 

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各ゾーンを貫通する新幹線の保線基地も置かれ、エモさしかない保線用車両は大きなお友達や空転さんのお気に入りスポットとなっていました。