駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

二十面相

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京王帝都電鉄7000系(付属ver)

1984年にデビューした京王線初のステンレス車両として。そして特定都市鉄道整備促進特別措置法(特々法)による輸送力増強計画のさなかに誕生したことで特急から各駅まで、2、4、6、8、10連と幅広く活躍している京王7000系。その付属編成を作りました。
※最終増備車が1996年と京王“帝都”時代に作られているため京王帝都としました。

 

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京王電鉄9000系の制作と並行して手を出したわけですが、7000系の製品2本(6両)を組替えるだけで4連と2連ができてしまうことに気づき『これはもう付属編成作るしかいない』『9000系との併結もみたい』ということで、作った次第。


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当初、パンタグラフははまのべ君方式でプラ板からちまちま作っていこうかなって思っていたのですが、1000番台さんが『プラ博の釣りの景品車両がおなじ』という有力な情報を提供してくださいました。なるほど、確かにおんなじです。

 

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これをチマチマと移植していきます。
こんな面倒な作業、絶対に数年かかるわ~って思っていたのに3日くらいでちょちょいとできてしまいました(作業時間は計4時間くらい)。

ちなみに今回は割と実車に忠実で、7000系付属が新宿側に増結される=だったら4連の7000系9000系と連結したときに双頭動力となるようにしたら色々楽しいねってことで付属編成の動力車が新宿側に来ることを前提とし、パンタの向きを揃えました。

…って考えると、実車を調べずにパンタを切り取ってしまった7000系(旧帯ver)とか都営新宿線とかどうするんだって話ですけど、まぁそれはプラレールってことで。

 

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『既製品の7000系4連と連結させるなら違和感ないものにしたいな』ということで、久しぶりにエアブラシを引っ張り出してしゅしゅ~っと塗装しました。
製品と並べても艶の有無くらいしかわかりません(多分)。あとパンタの切り継ぎ部分が(画像で見る限りでは)思っていた以上にきれいに処理できたので良かったです。

 

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手前が八王子側、奥が新宿側という感じ。
製品を組替えただけの4連、パンタの向きが違うと言われたらそうなんですけど。付属編成のパンタの向きをそろえた意味は?って言われたらそうなんですけど、まぁそれはプラレールってことで。

 

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連結器も取り付けましたが、台車の連結器受けに取り付けるとなると顔(アイボリー色)まで切り込みを入れなければならなくなるので、台車下にねじ止めする形です。

 

兎も角、これで7000系もやり切った感があります。我が家の通勤電車はプラレールらしく、長すぎず短すぎずの6連が基本としているのでこれ以上伸ばすことはないと思います。たぶん。次は9000系です。がんばろう。おー。

 

Q.なんで4編成もつくったの?
A.同一形式がビシーッと車両基地で並んでるのかっこよくない?