その、天高くウマ肥ゆる秋の大地で……(5)
ゴールドシップに会い、テイエムオペラオーのお墓参りができました。我が人生に一片の悔いなし…なわけありませんが、もう陽が傾いているので殆どの牧場で見学は終了しています。
ですが、このまま札幌の宿に帰っても正直つまらないな。どうせならもう少し観光したいな…と思って少しぼーっとしていたら、数週間前に『日高に縁のある競走馬をモチーフにしたウマ娘たちの等身大パネルが登場!』というネット記事を読んだことを思い出しました。改めてサイトを見てみると”10月11日から”の文字。つい3日前からはじまってる!!!!!これは見て回るしかない!!!!目指せ皆勤!!!!目指せウマ娘マスターへの道!!!!!
www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp
15時35分
旧日高本線 静内駅跡”新ひだか町 観光情報センター”
ということで、現在地から一番近かった旧日高本線の静内駅跡にやってきました。現在は駅舎を利用した観光情報センターとして賑わっています。白馬牧場から車で10分。
さて、ここにいるはずのウオッカに会って…と思ったのですが、何故か館内にウオッカがいません。それもそのはず、ウオッカの等身大パネルは時期をずらして2ヵ所で展示されており、観光情報センターでの展示は11月から。HPにもしっかり記載があるのに見落としていました。あちゃー。
代わりにサクラユタカオーがお出迎え。言うまでもなく、サクラバクシンオーなどのサクラです。
こりゃ無計画に回っても意味がない。無駄に日高地方をうろうろして終わってしまう。そんな危機感を感じたので、いったん作戦会議。どこをどう回れば効率がいいのかを、公式HPやGoogle mapを駆使して計画を立てていきます。この時間がとても楽しい…というのを理解してくれるオタクは何人くらいいるのでしょう?
10分ほど作戦会議をしたのち出発。言うまでもなく、安全で良識の範囲内で車を飛ばします。
車で10分くらい。そして到着してから白馬牧場の裏手にあったことを知りました。旧静内駅までいった往復20分ちょっとは無駄だったという事になります。南無。
ここではナリタブライアンの等身大パネルが展示されていますので、カウンターに一言写真を撮らせてほしい旨を伝えてから一枚。胸の大きさに反して身長はあまり大きいとは感じませんでした。まあ、ウマ”娘”ですからね。
『ナリタブライアンってどんな競走馬だったの?』という方は、以下のリンクからナリタブライアンについて学んでください。弟は大丈夫だ!弟は大丈夫だ!
はい、次。
16時19分 新冠町 レ・コード館
車で5分かかりませんでした。
『トウカイテイオーってどんな競走馬だったの?』という方は、以下のリンクからトウカイテイオーについて学んでください。ダービー馬の意地を見せるか?
レ・コード館には日高に縁のある優駿の碑があります。すべての碑をじっくり見ながら思い出に浸ったり、まだ見知らぬ優駿との出会いを楽しみたい所ではありますが旅の先がありますので、今回はさらっと見学します。
70年代の有名な競走馬ハイセイコーや
”伏兵”オフサイドトラップの碑もありました。
こちらはノーリーズン。そう、あの『あーっと内で落ちた!!ノーリーズン落ちた!!ノーリーズン落馬!!』ではじまり『シンデレラボーイ!シンデレラボーイ!ヒシミラクル!ヒシミラクル!外から懸命にヤマノブリザード!ヤマノブリザード!アドマイヤドン!大外からダンツシェイクが追い込んできた!ダンツシェイクが追い込んできた!審議のランプが点っている!』に続いて『外から来たのは、なんと、ファストタテヤマだー!!今年も大波乱になるぞ!!』で有名な2002年菊花賞の1番人気だった馬です。武豊を背にしながら、スタート直後に落馬したことで約110億円の関連馬券が紙くずとなったといえばピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。え、デジャヴ?ではこちらをご覧ください。