駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

武蔵府中鉄道模型博2022①

府中市市民会館”ルミエール府中”で行っている鉄道模型広場inルミエール(府中運転会)は、プラレーラー連絡会と同じく主催として会場や諸々の費用を負担してくださっている京王設備サービスさんの存在が必要不可欠です。

そんな京王設備サービスさんとの縁があって、12月に府中市郷土の森博物館で行われる”武蔵府中鉄道模型博”に出展しないか?とのお誘いを受けました。

今まで公民館や市民会館、児童館、幼稚園などでプラレールを広げてきましたが、博物館でプラレールを広げるのは初めての経験。緊張や不安もありましたが、博物館側の手厚いサポートや空転さんをはじめ主要メンバーとの協力で出展することに。

 


会場内でのプラレール展示個所は主に3ヵ所。まずはメインエントラスには約20脚程度の机を使った走行レイアウト。基本的にお触り禁止のよくあるイベント展示の形。

僕の資材を使用し、空転さんやパシフィックさん、けーきP君、博麗P君らが黙々と線路を敷いてくれました。

所謂『客寄せ』でもあるので、窓際には背丈ほどのタワーを追加し、反対側には小さな子供達への悪影響が懸念される大きなお友達の改造車両がならべられるような基地をつくりました。

 


主役はやっぱり京王線。メインエンドレスを我が物顔で走ります。なんせ今回も協賛に京王電鉄の名前がありますから。

 


京王線と並走するような形でJR・国鉄の車両が走るエンドレスも設置。

土日になると車両基地には関東や東海から集まった長編成の車両たちがずらっと顔を並べて来館した人たちの目を惹きつけます。

 


最内には新幹線用の高架線エンドレス。ここは東日本なので基本的にJR東日本の死感染が走ります。

 


正面向かって右側。大きな駅を設置しないと死んでしまい病気なのでいつも通り大きな駅が鎮座します。

 


正面向かって左側。駅から車庫に至る線路は何処というモデルこそありませんが、入出庫線などを使って長編成でも容易に車両の入れ替えが出来るよう配慮…したつもりです。失敗と言えば車庫が分厚すぎて中心部分に手が届かなかったことくらい。

 


窓際のタワー。橋脚はずいぶん余っていたのですが、坂レールが足りず一畳レイアウトを断念し、上層部はツインタワー方式となりました。

その足元には新発売のトーマスセットが2つ。トーマスがぐるっと回る様子は皆さんスマホで撮影していました。

 


背面には京王線府中駅。そして申し訳なさそうな分倍河原駅っぽい何か。

 


六郷さんの東芝に加え、私が100均のケースにシールを張っただけのお手軽情景として”キユーピー中河原工場”と”NEC中河原技術センター”が登場。府中市を代表する企業群が揃って設置され、多くの笑いを誘いました。

 


高さの違うテーブルを生かして鉄橋も設置。多摩川?荒川?

 

他の展示を紹介する前に。

実はこの武蔵府中鉄道模型博は12月3日~11日の約一週間にわたる開催でした。当然、我々プラレール軍団も2日に設営を済ませ、3日~11日まで展示に携わることになりますが、いかせん平日はみんな仕事や学校だったりで会場入り出来ません。
それでも比較的自由な時間が多い私と、近場の空転さんが様子見ということで平日もちょこちょこと顔を出すことになりましたが、それ以外は博物館の方々に管理していただくこととなりました。この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。

…そして、この一週間で府中以外でもプラレール運転会が重なるように開催され、何故か私はあちこち飛び回ることになります。