駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

はじめてのOOゲージ

3歳の頃に祖父から与えられたプラレールを20年経ったいまでも遊び倒しているわけですが、もちろん途中Nゲージといった鉄道模型にシフトした時期もありました。

でもやっぱり、大好きな祖父から与えてもらったプラレールを大事にしたく、また将来結婚し子供ができ、孫が生まれたら一緒に遊んであげたいといった理由でプラレールを卒業できず、場所もお金も必要なNゲージは結局半年もしないで手放した過去があります。

そんな私でも気になっていたのはHO/OOゲージと呼ばれる鉄道模型。詳細については今更いうまでもないでしょう。あれ、すっごいかっこいいですよね。

日本国内ではHOゲージと呼ばれるものが多く流通していますが、機関車1両に10万円以上の値がつくことも珍しくなく、本当の意味で大人の趣味と言う感じの鉄道模型で、その競技人口(?)はNゲージに比べると圧倒的に少ないんですね。

で、HOゲージと同じ線路幅で車両の縮尺が若干違うOOゲージというものも存在していて、こちらは日本国内では殆ど流通していないんですよ。え、じゃあどこで流通している鉄道模型なんだって?そりゃあお兄さん、""日本以外""に決まってるじゃないですか。

 

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時間は少し遡って、日差しが暑く鳴り出した6月に横浜にいく用事があったので、ついでに...と足を伸ばして、原鉄道模型博物館にいってきました。

 

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鉄道マニアとして、そして技術者として数々の功績を残してきた原さんの私有博物館ですが、展示されている資料や模型はすごく貴重なものばかりで、鉄道博物館などでは見ることができないようなマニアックな資料なんかも展示されていて大興奮でした。

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特にこちら、HO/OOゲージの巨大ジオラマは細かいところまでつくりこまれた世界観とストーリーで、1日中見ていても飽きませんでした。運転会での参考にといくつか写真を撮ってきましたが、それはまた時間がある時にご紹介するとして....

この時、改めて『HO/OOの車両がほしいなあ』と思いました。
イギリス旅行で出会ったOOゲージの車両はとても精密で、でも値段は機関車1両で2万円弱と、多少違いがあるとはいえ日本で似たスケールのHOを買うよりも格段と安い値段で購入できることから注目していたOOゲージ。個人輸入が少し面倒ですが、コレはアリかもしれない...そういえば練馬のほうに輸入鉄道模型店があったな......なんてことを考えながら時間は過ぎていき、昭島運転会や某職場運転会、そして中央運転会などプラレールに熱中せざるを得ない環境下に身をおいたこともあって存在をすっかり忘れていました。

 

が、JAMの会場お手伝いに伺った際、ぺたぞうさんの隣のブースに先述した輸入鉄道模型専門店さんが出展されていて、それに気付いた私はお手伝いなんのその、ずっとアレコレ物色しいろいろ迷った挙句、初めてのOOゲージ車両購入を決意しました。

 

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BR Class A3  No60103 "FLYING SCOTSMAN"

いや~これで3万円ですよ、もう大満足です。我が家の家宝みたいなもんです。すばらしい。

 

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とりあえず線路やショーケースなんか持ってないので、箱のままテレビ台の上に展示させました。本当にかっこいい機関車です。世界一有名といっても過言ではないでしょう。

....ここまでしてるんだから、はやくスコッツマンのプラレールをリメイクしろ?
はいはい、いつかやりますよ、いつか....(適当