僕達（1名）は、台風上陸間近の九州を旅行する。某動画風タイトルでお送りします。
佐世保市でレンタカーを借り、朝飯の佐世保バーガーを弓張岳展望台で食し、下山途中にあったセイルタワーで日本海軍･海上自衛隊についての資料を限られた時間内で流し見しまして、予定では長崎市へと移動･･･だったのですが、明日の午前中に予定されていた軍艦島上陸ツアーが中止になったことで長崎市内での自由時間が多くなったので、急いで移動する必要もなくなったことをいいことに、更に佐世保市内を観光します。
そういえばもうすぐ昼食の時間なわけですが、知人から『レモンステーキってｻｯﾊﾟﾘしていて美味しいんだよ～』などとオススメされていたことを思い出し、じゃあ食べてみようか、ということでネットで美味しいと評判のお店にやってきました。
“レモンステーキ"と堂々と掲げられた看板が目印のステーキサロン アサクラさん。
是非レモンステーキを頂くぞ！！と息巻いて扉を開けようとすると『本日休業日』の看板が。まぁね、お盆だし地方のご飯屋さんなんて臨時休業とかしてても可笑しくないですもんね、はいはい分かりましたよ（ふてくされる）。
しかし諦めきれないので、駅前の某大手チェーン店に入店しレモンステーキを注文。
いうてステーキにレモンがのっているだけ･･･なのですが、これがわりといける。レモンの酸味と肉の脂味が程よく打ち溶け合ってさっぱりしながらも非常に満足する風味が口の中を支配します。お、なんかだ食レポっぽくなってる。
佐世保駅に戻るとキハ66がいました。キハ58とか28とかと比べても鉄道素人の私には違いが良く分からないので、今度ヒマな時に有識者に問い合わせてみようと思います。
あと東京では当たり前の整列乗車が当たり前ではないという現状にビックリしました。着席乞食を狙って30分前から並んでいたのに、5分前に来た田舎ヤンキー2名に横入りされた挙句、彼らは2人で4人掛けのボックス席を占領しています。これを東京でやったらさぞ大乱闘が起こるんだろうな･･･と。
道中『ハウステンボスにはいかないの？』と言われたので車内から観光しました。
いやね、観光したいけどハウステンボスって以外に広いし、それ以上に入園料高いのよ。4500円ですよ、アトラクションなしで。これで伊豆･虹の里みたいに鉄道要素があればともかく、そうじゃないらしいですからね。だったら本場のオランダに行ってみたいところなので今回はスルーしました。
ハウステンボス発車後に記憶が遠のき、気付けば目的地･長崎駅に到着しました。
頭端駅フェチ、駅併設車庫フェチとしては長崎はたまりません、最高です。
長崎は2013年の高校在学時に修学旅行でやってきた以来2度目の訪問ですが、当時は台風接近の中で平和記念公園を訪れて顕花し、知人と自分が偏頭痛でダウンし、さらにグラバー園は訪問中止になるという散々な修学旅行でした。あれ、今回も台風きてね？
安心の一コマ。さすがに長崎はICカード対応でした。
天気があまり良くない状態でキャリーケースを持って観光というのもアレなので、本日の駅前ホテルに早々とチェックインして荷物を整理→身軽になって長崎市内を探索します。
近代建築の色合いが強かった博多のホテルとは正反対で現代風のシンプルなホテルですが、別にどちらの雰囲気も好きなので満足。強いて言えば長崎のホテルはトレインビューなホテルなので鉄的には長崎萌えかもしれません。
駅前の交差点。これTwitterで『初見殺しの交差点～』なんていわれて動画がアップされていたので私も少しばかり観察していましたが、うーんここを車で運転できる自信は確かにありません。
昭和28年 日立製作所製の車両に乗って移動します。
まずは平和記念公園へ。
先にも述べたとおり、大雨の中の修学旅行で偏頭痛と雨風に意識を奪われつつ顕花したはずなのですが記憶にございません。そして悲しくもポツポツと雨が降り出してきました。
長崎への原爆投下が8月9日。終戦が8月15日。そして本日は8月14日。
予定では15日の終戦にあわせて訪れようと思っていたのですが、明日はもっと酷い雨みたいなので予定を前倒しせざるをえませんでした。画像は平和を願って折られた鶴。
爆心地公園に移動すると、祈りを捧げる観光客の姿がありました。
戦争は良くない。これは確かなことです。
ただ、そうはいっても当時の日本がおかれた状況や未来の選択を迫られていた人たちの苦悩や葛藤など、偏に『あの戦争は間違っていた』と言うことは、少なくともその時代を知らない人たちが言うべきことではないと思っています。
戦争への興味関心が薄れていく現代日本ですが、もし私にできることがあるとすれば、歴史を経験した人たちの言葉に耳を傾け、それを次の世代に教えていくことだと思っています。そして、ただ『戦争反対!!』『憲法9条ガ～』と声を大きくするのではなく、どうしたら戦争を回避できるのか、戦争で傷ついた人たちに寄り添うことができるのかを建設的かつ現実的に話し合うことが大事だと思います。
ちょっと政治的な意見になってしまいましたが、一部界隈の政治的言動に嫌気が差しているのでこの辺で私の意見をピシャっと言わせて頂きました。
このブログはJCからアラサー人妻までストライクゾーンの広い天王州 雫と、鉄道知識皆無の福遠 遥がお送りいたしました。
