九州回遊旅行(北編)リベンジ1日目、長崎市出島付近からおはようございます。
見事な快晴振りにリベンジ成功の匂いを感じる朝1番で長崎市内をウロウロしてました。いやー長崎市電いいですよね、路面電車は情緒を感じます。
さて、本日は長崎市内をゆっくり巡りたいと思います。今夜も長崎泊、私の旅行では珍しく連泊です。そして今日1番の予定は…
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「台風接近に伴いツアーは中止とさせて頂きます」と電話越しに言われ絶望した前回でしたが、今回は快晴！波も穏やか！なんて素晴らしい日でしょう！さあ、参ります！軍艦島！
軍艦島ツアー、軍艦島のみならず船から見える、船からしか見えないいろんなところを紹介してくれます。
これは世界遺産の一つ”ジャイアント・カンチレバークレーン”。106年も稼働し続ける歴史あるクレーンは太平洋戦争の戦火にも耐え、2020年現在カンチレバークレーン残存数は指の数ほど。そして稼働しているものは世界で1ヶ所、この長崎のものだけだそうで(ガイドさん情報)、歴史的価値から諸外国の専門家がこのクレーンを目的に来日するほど。私個人もこのクレーンのデザインは大好きです。プラモでないかな〜。
こちらは三菱重工長崎造船の造船ドッグ。幾つかあるドッグの中で1番注目すべきはこのbase2。大和型戦艦2番艦 武蔵が建造されたドッグです。武蔵かっこいいですよね、実艦も艦娘も大好きです。
他にもいろいろ解説してくれましたが、全部出したら皆さんが軍艦島に行く楽しみがなくなると思うのでマニア向けのところだけご紹介して他は割愛。
そして船に乗ること20分くらい。ついに…
きたあああああああああ！！！ついに、ついに！！！(一人でテンション爆上げ)
本当に軍艦だ…どっからどう見ても軍艦だ…そう思わせるほどに軍艦です。軍艦見たことないんですけど。
さて、ここで軍艦島と呼ばれている長崎県の端島について簡単にご紹介。
明治から昭和にかけて海底炭鉱として栄えた島。三菱の私有地となってから石炭の採掘量は国内でもトップクラスで、採掘された石炭は質も良く、福岡の八幡製鉄所での製鉄炉に使用されるなど日本の近代化に大きく貢献。1960年代には東京都以上の人口密度となったり、まだテレビや冷蔵庫が一般家庭に普及していなかった頃に驚異の普及率を誇ったり、日本初の鉄筋コンクリート構造のアパートが建設されたが、1974年に閉山してから無人島となる。正式名は”端島”。通常の”軍艦島”は、沖合から見た島の形が軍艦”土佐”に似ていることに由来。
Wikipediaを見ているうちに船は島の周りをまわりはじめ、海の上から島を見学します。ガイドさんが色々解説してくれますが、僕はそっちのけで写真ばかりでした。
いざ上陸。
かつて島の人々が生活していた鉄筋コンクリートの建物群は経年劣化に加え、台風による高波などの影響で崩れかかっており大変危険だということで、整備された見学コースに沿って見学していきます。
写真撮影も当然ですが、ここではガイドさんの解説が大変貴重で、またユーモアを取り入れ面白く聴き入ってしまいました。
すると付き添いのスタッフさんが「お兄さん楽しそうだね、はじめて？」と声をかけてきました。
「はい、昨年もツアー申し込みをしたんですけど台風で…」
「あーそれは残念だったね、でも夏は波も高いし天気は崩れやすいし、なによりお兄さん雨男っぽいもん笑笑」
笑い事じゃなかったんすよ…
たっぷり写真を撮ったところで撤収。めちゃくちゃ良いところでした。みなさんも長崎に寄られた際はぜひ軍艦島にいきましょう。夏がおすすめです、波も高いし台風もきますよ。
船から降りて少し休憩。今回の旅行は(特に長崎は)余裕がありますから、念には念を入れて旅程の確認などをします。ふむふむ、なるほど…
ふと顔を上げると、遠くから走ってくる女性が。その胸には大きく「PlayStation」の文字とロゴが。そりゃあPS5発売されましたけど、そのシャツどこで売ってるんですか？？？
