駆 動 輪 。

その脚を、ゆっくりと前へ。

各務原運転会2022


あの各務原運転会が3年ぶりに開催されると聞いて、早朝の新幹線に乗って土砂降りの那珂川へ行くと、何十年もプラレールを愛し続けている大先輩の皆様が導き出した一つの答えが張り出されていました。”部屋にはいつもプラレールが手に取れ”るので、私は間違いなくプラレーラーかもしれません。

 


会場入りして、まずは各務原の実質的リーダーけんぼーさんにご挨拶。それから見え電池鉄道さん、えちごやさん、Andyさん、航海長さん、眠り王さん、ドボソさんにもご挨拶。今年もお世話になります。

そこからいつもの面々、久しぶりの人たちと近況報告をしながら今回のレイアウトをじっくり観察していきます。画像はけんぼーさんの貨物ターミナル。やっぱり曲線の使い方が絶妙です。この美しい線形こそ各務原といっても過言ではないかもしれません。

 


近鉄のイメージが強いけんぼーさんですが、貨物だってすごいんです。

 


えちごやさんのゾーンでは、Twitterで幾度となくバズったケーブルカーやロープウェイといった面白ギミック作品が展示されていた他、お馴染みの違法建築片持ち橋脚タワーも健在。手前側に用意されたヤードには各地から集まったプラレーラーの作品が陳列されていました。

ちなみにSNSの普及と大先輩の皆様のお人柄で参加者が年々多くなっているような気がするので、今年も自分の車両は持ち込みませんでした。主催の皆様の車両が第一ですし。決して自分の車両が無いとか、そんな浅はかな理由ではないですしおすし。

 


えぇ…(困惑)

 


運転会はウォーミングアップ!飲み会が本番だぜ!と興奮気味だった眠り王さんのゾーンには路面電車が文字通り縦横無尽に駆け抜けていました。

しかしレイアウトに置かれた赤い熊のぬいぐるみ。どこか鉄道会社のマスコットかな?とよーく見てみると…

 


えぇ…(乾杯)

 


岐阜のトップハムハット卿ことAndyさんのトーマスワールド。見れば見るほど物語がちりばめられており、今年も見ごたえのある展示となっていました。

 


数日前から『間に合うかな~』と不安げに制作されていたVICARSTOWN駅。とっても雰囲気がでています。

 


航海長さんのところにはシンカリオンが戦闘中。やっぱり子供の目を惹きます。

 


Youtubeへの動画投稿など精力的に活動されている三重電池鉄道さんのところには、さも大きなお友達に受けがよさそうな車両とディズニーランドを彷彿とさせるようなファンタジーなギミックレイアウトが混在しています。

 


余談ながら、各務原へ向かう前日に『岐阜に行ってくるね』と知り合いに伝えると『ずいぶん遠いねえ。四国でしょ?』『え、岐阜って四国じゃないの?』『高知、香川、愛媛、岐阜でしょ?』というトンデモ回答が返ってきて唖然としていたのですが、偶然にも岐阜駅前に坂本龍馬像があったので”岐阜は四国”ということで話がまとまりました。

 


他にもいろんな見どころがあったのですが、気づけば公開終了の時間。

公開終了間際、たなか758さんとご挨拶がてら荷物を受け取ったのですが、これが全然手荷物というレベルでなく帰路をどうしようかと悩んでいたら、同じく公開終了間際にハイエースで和ちゃんが突撃してきたのでハイエースに乗車して帰ることがその場で決定。相変わらずのノープランですが、和ちゃんも『高速代出してもらえるならいいですよ~』と言ってくれたので甘えることに。

 


体内のアルコール消毒を行うために土砂降りの街中へ消えていく先輩たちに重ねて挨拶をして、若手は名古屋の市街地にそびえたつマウンテンの登頂を目指すことに。

 


約半数が重傷を負いながら、なんとか全員無事に登頂できました。
…が、口の中が甘ったるいし満腹とは程遠かったので、個人的に気になっていたカレーライスを追加注文するとうめえ!!!でも辛え!!!この山は甘いか辛いしかこの世に存在しないのか。

 

その後は、2019年に黒江さんが帰りの新幹線代をプラレールに溶かした中古屋さんで今度は僕が財布の中の諭吉を溶かす事件が発生したり、高速道路を黙々と運転する和ちゃんの真横で眠気覚ましにニコニコ組曲を合唱したり、浜松で仕事終わりの雅さんを呼びつけて合流したり、恐怖すら覚える濃霧のなかで再度ニコニコ組曲を合唱したりしながら、和ちゃんが各々の家まで送り届けてくれました。私の家に着いたのが午前4時半とか。本当に申し訳ねえ。

 

そんなこんなで今年も憧れの各務原運転会に参加できて本当に嬉しかったです。PML中京支部の皆様、会場でお会いした皆さん、夜通し運転して無事に家まで送り届けてくれた和ちゃん、本当にありがとうございました。

 

それでは最後に、一言。

 

ホ 
  テ
    ル

ホ テ ル

 

 

より詳細に書いてくれた、なゆほ君の参加記録はこちら↓

nayuho.hatenablog.jp